2016.04.10

Harmonica Creams 「Futura Ancient Alchemy」

Harmonica Creams
4th New Album
「Futura Ancient Alchemy」
bacoに届きました。

 

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たった今、開封しまして
聴いておりますが
研ぎ澄まされています。

 

まずは10枚限定にて
販売開始いたします。

 

まだ手にいれていない
宇都宮周辺のみなさま
どうぞお早めに。

 

 

より多くのかたに
HARMONICA CREAMSの魅力を
お伝えすべく、
届いたばかりのフライヤーの
文字起こしをしてみました。

 

興味のあるかたに
読んでいただけますと
嬉しいです。

 

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〔HARMONICA CREAMS〕
”ケルトの郷愁と疾走感、ブルースの衝動と即興性”
全く異なる音楽を一体にすることで生まれる爆発的なエネルギーは、ハモニカ×フィドル×ギターの基本構成に加え不特定多数の楽器と異なる「3人+α」という形態をとることで、アコースティック・サウンドのイメージを超えた未知のグルーヴへと変化する。
2008年結成。
2011年から3年間で通算3枚のアルバムを発表し、欧州メディア等で取り上げられている。
2012年にはスペイン・ガリシアで開催される世界最大級の国際ケルト音楽祭「Festival de Ortigueira」のコンクールでアジア人史上初登場&優勝を遂げた。
以後、日本国内での活動に平行し、各年にわたり欧州ツアーを敢行している。
スペインでプロデュースされた4枚目のアルバム「アルケミー」を2016年4月に発売した。

 

〔清野 美土 Yoshito Kiyono〕
ハモニカクリームズのリーダー。
15歳でハモニカをはじめ、2005年にサーカス学校へ入学するために渡仏。
以後パリを拠点に欧米の様々なプロジェクトにハモニカ奏者として参加し、欧州各地のブルース、ジャズフェスティバル等に多数出演している。
日本ではハモニカクリームズの他、舞台・アートシーンにも関わりを持つ。
ドイツのハモニカメーカー「SEYDEL (サイドル) 」のオフィシャル・エンドーザー。

 

〔大渕 愛子 Aiko Obuchi〕
フィドル奏者。
5歳からクラシックを学び、17歳より独学でアイリッシュ・フィドルを始める。
以後、邦人初となる北米の「Austin Celtic Festival」出演など国内外での演奏やレッスンに加え、ゲーム音楽やアニメ劇伴などのレコーディングに参加し、そのアレンジメントも手掛ける。
またEDMやROCKとケルティック・サウンドの融合をコンセプトとした、自身が作曲とトラックメイクを行う活動も展開している。

 

〔長尾 晃司 Koji Nagao〕
アイリッシュ・ギター奏者。
アイルランド西海岸の街、エニスにて行われるトラディショナル・セッションの中でアイリッシュ・ギターを学ぶ。
帰国以後は「toricolor」「O’jizo」をはじめ数多くのアイリッシュ・バンドに在籍してツアーや演奏活動を行う他に、NHKドラマの挿入曲などへのレコーディングも行う。
また越後妻有”大地の芸術祭2015″では作品「サウンド・ダイアログ」のプロデューサーを務め、作曲・演奏家としてダンス公演にも参加するなどケルト音楽をベースに多ジャンルでは作品制作を手掛けている。

 

〔4th New Album「Futura Ancient Alchemy」〕
欧州各地から実力派ミュージシャン達を招いた本アルバムはスペインでプロデュース&録音、制作する前代未聞のプロジェクト。
ハモニカ、フィドル、ギターの3人に+αが加わり、螺旋状に上昇するグルーブは、新たなレベルに突入する!

 

〔ゲストミュージシャン〕
ティン・ホイッスル:ブライアン・フィネガン(北アイルランド)M 2,3,4,9,10
ユリアン・パイプ:カルム・スチュワート(北スコットランド)M 4,6,7
アコーディオン:シャビ・アブルザーガ(バスク・スペイン)M 4,10
バウロン:エイモン・ルーニー(北アイルランド)M 3,8
バウロン:パブロ・ベルガーラ(ガリシア・スペイン)M 4,10
ドラム:田中佑司(日本)M 1,2,3,5,6,7,8,9,11

 

01.Axis Mundi
02.Saint Sebastien
03.Ten days ten months
04.Garage de Rome
05.Kaprekar # 6174
06.Asturias Wind
07.Dance of Quadra
08.Arriba
09.Time Thief
10.My Song
11.Freesia

 

〔作曲〕
大渕 愛子(M 1,5,7,9)
長尾 晃司(M 2,4,8)
清野 美土(M 3,10,11)
大渕 愛子&長尾 晃司(M 6)
〔作詞〕
大渕 愛子(M 6)

 

〔制作期間を振り返って〕
2013年の欧州ツアー中に このプロジェクトの話が始まり、実際にレコーディングをしたのは翌年夏のスペイン。
尊敬する北アイルランドのバンド「Flook」のホイッスル奏者ブライアン・フィネガンをはじめ、欧州各地の素晴らしいケルト音楽家達とアルバムを作れることになった時は心から嬉しかった。
ケルト音楽をベースとしながら、そこに様々な音楽のフィーリングを混ぜるハモニカクリームズが彼らの力を吸収する。
それはより純粋なケルト音楽に近づくようでいて、実は逆に全く異なる”土俵”の上へ彼らを招き入れ異種混合する試みは、まさに音楽のアルケミーとなる。
しかもこの出会いがスペインの地でプロデュースされ、レコーディング、ミックス作業のサウンドメイクも全てスペインスタッフとの作業になる。
国籍や楽器、考え方を越えたところでお互いの興味を試みる僕らはまるで、人体、魂、そしてあらゆる素材を混ぜ合わせて何かを生み出そうとする古えの錬金術にも通じていて、今作はこの”興味”を加速させてくれる新たな悪だくみ仲間を外国に見つけたような感覚でいた。
2014年当時の新曲に加え、前作のライブ盤「東京色香」でのみ発表されていた曲にゲストを迎え、改めてスタジオ録音した全11曲。
新たなサウンドとなって現れたハモニカクリームズにとって、今回は欧州へのデビューアルバムのような気持ちで作業を終えた。
最後に、プロジェクト発足から2年半を経てアルバム発売に至るまでの間、多くの人々に助言を仰ぎ、特に現地レコーディング中には様々な面で自分自身の力不足を感じながらも、これを支えてくれたメンバー、ゲスト、スタッフの全てに感謝を贈ります。
清野美土

 

ハモニカクリームズはヨーロッパのケルト音楽、特にスペインのケルト音楽シーンにとって大きな驚きといえる。
彼らは「ケルト音楽」と「日本の文化」異なる2つの文化を繋ぐ、とても素晴らしいバンドだ。
彼らは従来のケルト音楽とは異なる視点を持っている。
マルコス・バレス

 

とても興味深いよ。日本のミュージシャンが完璧にケルティック・ミュージックを身につけている。それも非常に高いレベルでね、とても驚いたよ。
ブライアン・フィネガン (Flook)