2017.08.08

タとエの「タとエ」

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ずっと気になっている
「タとエ」。

 

たけのりのタと
えりのエを
あわせてみたら
3文字になって
タとエ!

 

duoによる演奏の可能性を
拡げ続ける「タとエ」、
対象年齢3才以上。

 

1度聴いたら最後。
耳に残って離れずに
また聴きたくなる。

 

どうしようもなく
くせになる世界観。

 

releaseが待ち遠しくて
首を長くしていました。

 

今朝 届いた小包を
すかさず 開封して
家族で聴いています。

 

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童心にかえって
音であそんでいるような
おふたりですが、
1音1音が とても良質で
年齢を問わず
楽しめるはずです。

 

音楽をことばで喩えることは
non-senseかもしれませんが、
bacoなりに伝えるなら
タとエの曲を河だとして、
その河に色あざやかで
いろいろな形をした音が
つぎつぎと流れてくる。

 

その音が一瞬で
流れていってしまうから
どうしても掴みたくて
また聴きたくなる。。。
そんな感覚です。

 

うつのみや界隈の何処かの
どなたかにも ぜひ
くせになっていただきたく、
bacoにも数枚
置かせていただいています。

 

シルクスクリーンで
1枚1枚刷られた
紙製のdisk jacketの質感も
必見です。

 

追申。個人的には
7曲目’メメたい’の
8ビートのリズムに乗って
つい踊りだしてしまいます。

 

 

・track list・
一、イントロ
二、ミュージアムへようこそ
三、ハロー、ワールド!
四、Pilili
五、ドレミポッポでいこう
六、ミララミ
七、メメたい
八、サウンド・オブ・ブリージング
九、まほうつかい
十、月の夜にねむる

 

・タとエ・
大島武宜(おおしま・たけのり)と
伊藤絵里(いとう・えり)によるデュオユニット。

http://takexeri.senkawos.org/

ガットギター・ピアノ・パーカッション・うたなどの
アコースティックサウンドと
シンセサイザなどのエレクトロニックサウンドを
変拍子とともに巧みに組み合わせ、
世界を照らす冒険音楽をお届けします。
対象年齢は3歳以上。

大島武宜
(うた・ガットギター・Teenage Engineering OP-1)

伊藤絵里
(うた・ピアノ・たいこ・シンセサイザ・おもちゃ・レコード)


2016.06.05

takanori masutani @「t shirtsというキャンバスをみつけた」

「t shirtsというキャンバスをみつけた」

 

当初の予定では
本日までの会期でしたが、
作家さん達が新作を続々と
届けてくださっているところなので、
より多くの方にご覧いただければ。と
6月30日まで会期を
延長することになりました。

 

よろしくお願いします。

 

風が爽やかに吹く
すごしやすい日が
続いていますね。

 

そんな初夏の気分に
ぴったりのt shirtsを
絵描きのtakanori masutuniさんが
届けてくださいました。

 

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masutaniさんの
代名詞とも言える
ambientな世界が
t shirtsというキャンバスに
広がっています。

 

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このへんで
takanori masutuniさんの
ご紹介をほんのすこし。

 

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1978年広島県三次市に生まれ、
2000年から4年間
ロンドンとパリへの留学を期に
本格的に創作を始め、
絵画・造形・料理と分野は多岐にわたる。

 

現在は東京 下北沢を拠点に
活動を続けている。

 

 

bacoとはopen当時から変わらず
5年あまりのお付き合い。

 

はじめてお会いするより前は
どんなかたかな、、、
「気難しい方だったら」などと
あれやこれや想像していましたが、
実際にお会いしてみると
穏やか・純粋・きづかい上手と
三拍子揃った好青年。

 

ちょうど1年前にbacoで
workshopを開いたのも
記憶に新しいような
懐かしいような、、、

 

いづれまた何らかの形で
交流の機会を作れたら。と
密かに考えています。

 

紹介しきれていない
今季のt shirts作品が
他にもありますので、
またあらためて
ご紹介させていただきます。

 

麦わら帽子と
t shirtsで過ごす
気ままな休日。

 

日暮れ直前ではありますが、
みなさんすてきな日曜日を
どうぞお過ごしくださいませ。

2016.05.29

moi @「t shirtsというキャンバスをみつけた」

現在開催中の「t shirtsというキャンバスをみつけた」より
今日は刺繍作家 moiさんの作品をご紹介します。

 

どこか遠い異国の
芸術家の作品なのかと思わせる
moiさんの奇想天外な想像力と
創造力に触れるたび
鼓動が高鳴っていることに
毎回気づくのです。

 

念のため ご紹介しておくと
moiさんは れっきとした
千葉在住の日本女性です。

 

写真は’MONEY to IMAGINE’という作品。

 

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2011年5月24日に制作した作品
‘towering japan xiv’ に
5年という時を経て
2016年4月14日
再び息を吹き込んだ
いわば、過去と現在が
t shirtsというキャンバスに
共存している作品。

 

そして現在のmoiさんの想いは
作品につけられた名前
‘MONEY to IMAGINE’
そのものです。

 

くわしいお話は
moiさんの意向により
敢えて書きません。

 

気になった方にだけ
こっそりbacoが
moiさんのかわりにお話し
させていただきますね。

 

今回の「t shirtsというキャンバスをみつけた」の
キービジュアルにもなっている
このmoiさんの作品。

 

t shirtsというキャンバスの中に
刺繍たちが、あちらこちらに
散りばめられていて
夢中で写真を撮っていたら
普段1つの記事でご紹介する
枚数の倍になっていました。

 

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すべて
‘MONEY to IMAGINE’という
1枚のt shirts作品の写真です。

 

本日 日曜日。
bacoは23:00まで
openしています。

 

みなさん どうぞ
すてきな日曜日の夜を
お迎えください。

2016.05.25

hoen?×マリアル @「t shirtsというキャンバスをみつけた」

bacoの北にみえる
夕やけ空はピンクと
くすんだ水色が
混じりあって
溜め息がでるほど綺麗です。

 

初夏から夏にかけて
この時季ならではの
景色に心が洗われます。

 

さて、今日は現在開催中の企画展
「t shirtsというキャンバスをみつけた」より
織作家 hoen?さんの作品紹介です。

 

hoen?さんは
シンガーソングライター
arcoとしての顔も持ち、
イラストレーター
アライマリヤさんと共に
映像ユニット「マリアル」の
活動もされています。

 

くわしくは過去記事を

どうぞご参照ください。

http://studio-baco.com/live/559/

 

「マリアル」のおふたり。

左がarcoさん(hoen?さん)

右がアライマリヤさん。

 

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そして今季は
「マリアル」の世界から
ぬけ出してきたような
t shirts作品を制作して
届けてくださいました。

 

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「マリアル」の作品の中でも

わたしもお気に入りの1曲
「ながいよる」に登場する
‘ポットくん’ と
おともだちの ‘コップくん’ は
うとうと。。。と、どうやら
居眠りしているみたいです。

 


よかったら ご覧ください。

 

 

アライマリヤさんのイラストを製版し
孔版画の技法の一つである
シルクスクリーンを用いて
青みどり、朱色のようなオレンジ
2色のインクで一着一着
丁寧に刷られています。


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‘コップくん’ の頭の部分に

hoen?さんの織った布が
黄みどり、黄色、青、水色の
4色で気まぐれに
刺繍されています。

 

ここまで

ご紹介した写真が
kids size。

 

ここからご紹介する写真が
ladies dolman sleeve。

 

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dolman sleeveは
ゆったりしたシルエットで
着心地も良く
むしむし。じめじめ。する
これからの季節でも
リラックスして
過ごすことができて
とても重宝します。

 

気温と湿度が上昇する
こんな季節でも
楽しみを見つけながら
日々過ごしていきたいですね。

 

baco一家は休日に
車で30分程の距離にある
親水公園に行って
娘と水あそびしたり、
樹蔭でのんびり過ごすことが
お気に入りです。

 

心の栄養になる
とても贅沢な時間です。

2016.04.01

新学期と蚕と繭の関係と松田かやさんの作品到着。

4月がはじまりました。

 

新年度・新学期とは
縁の遠いbacoではありますが、
どことなく身の引き締まる
感覚があります。

 

そして1年前の今日も
きっと同じようなことを
呟いていたように感じます。

 

そして
数日前の出来事。

 

作り手の松田かやさんが作品を
多数届けてくださいました。

 

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今回の作品は鮮やかな色の
ブローチやイヤリングたち。

 

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素材はフェルトや糸。

 

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フェルトは成形から。
糸も一部染色からされて
作られているそうです。

 

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松田かやさんの作品を
bacoで見かけたことのある方は
今回の配色に少し
驚かれたかもしれません。

 

わたしも数日前。
第一印象ではそうでした。

 

ですが、その考えは
数時間も経たないうちに
わたしの中で「ある結論」に
達しました。

 

そのお話はbacoで
作品を前にさせて
いただこうと思います。

 

ここからは、
松田かやさんの
ご紹介を。

 

…………………………

 

松田かや

 

1986年
芸術家の両親の留学中に
ドイツにて生を受ける。

 

1989年
日本に帰国。
その後は茨城県笠間市にて育つ。

 

2008年
東北芸術工科大学
工芸コース卒業。

 

その後、作家活動を開始するとともに
衣服造形家 眞田岳彦さんが主宰する
眞田塾に在籍。

 

2014年より
横浜美術大学に職員として勤務。

 

現在、植物を中心に
パラフィンや和紙・真綿などを使用し
身に着けることの出来る
オブジェとなるアクセサリーや
インテリアとしての装飾品、
インスタレーションなど
様々な形態で制作をしている。

 

…………………………

 

わたしが、かやさんと
はじめてお会いしたのが
たしかbacoを始める
ちょうど1年前の2010年春でした。

 

かやさんが23歳。
わたしは26歳だった頃。

 

その時、
かやさんの作品に溢れる才能を感じ
bacoのopenが現実的に濃厚に
なったら必ずお誘いしよう。と
堅く、心に誓ったことや
その時の衝動感覚だけは
忘れっぽいわたしですが、
今でも鮮明に覚えています。

 

そして、その時の記憶は
脳内で眩しいくらいのtoneに
変換されて思い出されます。

 

その後の6年間のことは話し出すと
さらに長くなるので、割愛します。

 

ただ、今ひとつだけ言えるのは
蚕が作り出す繭が貴重な素材となるように
‘松田かや’という作り手の生み出す作品は
唯一無二の貴重な存在で
bacoがまだ始まってもいなかった頃から
ずっと、あたため続けてきた
大切な作り手の一人だということ。

 

そんな、かやさん
ご多忙中にもかかわらず
先日bacoを訪問してくださいまして
本当に色々なお話をしました。

 

そして、ここから1年の間に
「bacoで個展を開催しましょう」と
約束を交わしました。

 

2011年に始めたbacoも
4月23日で’5さい’の
誕生日を迎えます。

 

そんな節目の1年で
松田かやさんの個展を
開催できたなら
とても感慨深い
出来事になると
確信しています。

 

みなさん実現することを
楽しみにしていてください。